私達は生きていくうえで、どれだけの傷を負っていくのだろう。




『還華病』


発症条件は不明。
発症したら最後、体組織すべてが華に還る。
心臓部より茎がのび、全身に渡る。
それと同時に末端も華に変わるか細胞が霧散し、無くなる。



傷付き、息絶え、華になり、廻り、世界は動く。


それは何と愛しいのだろうか。
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